アレルギー対応の犬の餌!低アレルゲンのおすすめドッグフード6選!

アレルギー対応の犬の餌!低アレルゲンのおすすめドッグフード6選!

下痢や嘔吐が多い、体を掻く、目や口のまわりが赤いなど、愛犬の気になるその症状。もしかして「食物アレルギーでは?」と心配している飼い主さん必見!

低アレルゲンの人気ドッグフードの中から、アレルギー対応のおすすめドッグフードを主原料別にご紹介します!

また、アレルギーのリスクを下げる方法と予防におすすめのドッグフードもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

チェックポイント!

しきりに体を掻いたり下痢や嘔吐が多いと、食物アレルギーではないかと心配になりますよね。

まずは食物アレルギーの原因や対処法から見ていきましょう!

アレルギー対応おすすめドッグフードを見る

【原因】アレルギーはなぜ起こる?

【原因】アレルギーはなぜ起こる?

そもそもアレルギーとは、免疫機能が過剰反応すること。

食べ物や花粉などを免疫機能が異物とかんちがいすることがきっかけで、それらの物質を体の外へ追い出そうと免疫機能が過剰になり、下痢や嘔吐、湿疹など、さまざまな症状が引き起こされます。

アレルギーの原因物質(アレルゲン)は食品や花粉、ダニ、ノミ、ホコリ、薬など。どれにアレルギー反応を示すかは、体質によってさまざまです。

●アレルギーの原因物質(アレルゲン)

  • 食品
  • 花粉
  • ノミ
  • ダニ
  • ホコリ
  • 昆虫
  • 金属、電磁波など

ちなみに、国内のペットフードメーカー「ペットライン株式会社」の調査では、約4割の犬に食物アレルギーの疑いがあると確認されました。

犬の食物アレルギーは、決して人ごとではないのです。

食物アレルギーの症状

食物アレルギーの症状

愛犬が食物アレルギーか見分けるには、次のような症状がないか確認しましょう。

食物アレルギーの症状
  • しきりに体を?く
  • 下痢・嘔吐
  • 皮膚の赤み、発疹
  • 目や口、内股のまわりが赤い
  • 手足を噛む、舐める
  • フケが出る
  • 外耳炎

食物アレルギーの主な症状は、発疹(ほっしん)や激しいかゆみ、下痢、嘔吐など。

目や口のまわり、手足の指の間、内股などの柔らかい場所に症状が出やすく、その箇所をしきりに掻いたり噛んだりします。

外耳炎の原因は食物アレルギー?

外耳炎の原因は食物アレルギー?

また、耳は食物アレルギーの影響を受けやすく、「食物アレルギーの犬の約8割は外耳炎の疑いがある」といわれています。

なかには食物アレルギーの症状が外耳炎だけの場合があり、食物アレルギーが原因だと気づかないことも・・。

点耳薬で耳をケアしても、いっこうに外耳炎が改善されない場合は、食物アレルギーを疑ってみましょう。

食物アレルギーの対策方法

食物アレルギーの対策方法

愛犬に食物アレルギーが疑われる場合、対策方法として次の3点に注意しましょう。

●食物アレルギーの対策方法

  • 原因食品を避ける
  • タンパク源を1つに限定する
  • 穀物フリーを選ぶ

原因食品を徹底的に避ける

食物アレルギーの原因食品がはっきり分かっている場合は、愛犬の食事からアレルギーの原因食品を徹底的に避けましょう。

タンパク源を1つに限定する!

食物アレルギーは原因食品が複数あることが多く、どの食品がアレルギー反応を起こすのか特定がむずかしいです。

そのため原因食品がわからない場合は、タンパク源を1つに絞ること!

原材料に使用される食材がシンプルなほど、アレルギー反応が出たときに原因食材を特定しやすいです。また食べられる食品をはっきり認識できるメリットもあります。

穀物フリー・グルテンフリーを選ぶ

犬は肉食中心のオオカミの名残りから、穀物(小麦・トウモロコシなど)の消化が得意ではありません。

とくに小麦に含まれるグルテン(タンパク質の1種)はアレルギー反応を起こしやすいので、避けるほうが安全です。

そのため、穀物フリー(グレインフリー)やグルテンフリーがおすすめ。

ちなみにお米はアレルギーの原因になりにくく、少量含まれている程度なら問題ありません。

以上が、食物アレルギーの対策のポイントです。

それでは、アレルギー対応の人気ドッグフードを比較してみましょう!

【比較】アレルギー対応の人気ドッグフード10商品

タンパク源を1つ(サーモン・ラムなど)に限定したもの、ヤギやカンガルー、ベニソンなど珍しい食材が主原料のものなど、食物アレルギーに対応した人気のドッグフード10商品です。

アレルギー対応の人気ドッグフード10商品

商品主原料穀物フリー無添加
フィッシュ4ドッグ
フィッシュ4ドッグ
サーモン二重丸二重丸
アランズ
アランズ
ラム肉丸二重丸
アカナ(フリーランダック)
アカナ
鴨肉二重丸二重丸
キアオラ(ベニソン)
キアオラ
ベニソン
(鹿肉)
二重丸二重丸
カナガン
カナガン
チキン二重丸二重丸
オソピュア
オソピュア
サーモン二重丸二重丸
ナウフレッシュ(アダルト)
ナウフレッシュ
ターキー二重丸二重丸
メディコート(アレルゲンカット)
メディコート
穀類
(米、米粉など)
ばつ二重丸
ジウィピーク
ジウィピーク
ベニソン
(鹿肉)
二重丸二重丸
ビィナチュラル(ルートゴート)
ビィナチュラル
ヤギ肉
カンガルー肉
丸二重丸

※ここでの「無添加」とは、危険な成分・添加物不使用のこと。

食物アレルギーは同じ食品ばかり食べ続けるとリスクが高まることから、魚やラム、ベニソン、カンガルーなど、ドッグフードの主原料では珍しいお肉がよく使用されています。

この10商品の中でも、アレルギー対策にとくにおすすめのドッグフード4商品について、ポイントを詳しく見ていきましょう。

アレルギー対応のおすすめドッグフード4選!

アランズ

アランズ

総合評価4.5点 4.5点

通常価格 3,960円(税抜)/2kg
定期購入 10%OFF!
3,564円(税抜)/2kg
対応年齢 生後7ヶ月以上

安全性について

無添加、ヒューマングレード、単一タンパク(ラム肉)、小麦・トウモロコシ・大豆不使用

栄養面について

低カロリー、繊維多め、亜麻仁配合

「アランズ」原材料がたった8品目と超シンプル!食べられる食材を認識しやすいのでアレルギー対策にぴったりです。
100%無添加で、タンパク源は低アレルゲンのラム肉だけに限定されています。

またアレルギーの原因になりにくい玄米や大麦が配合されているので、繊維が多くカロリー控えめ。

キアオラ

キアオラ

総合評価4.5点 4.5点

販売価格 2,861円(税込)/900g
対応年齢 全年齢OK
主原料 ベニソン生肉

安全性について

人工添加物不使用、ヒューマングレード、穀物不使用(グレインフリー)

栄養面について

高タンパク、亜麻仁・フィッシュオイル配合

「キアオラ(ベニソン)」はアレルギー対策の新規タンパク源として注目されるベニソン(鹿肉)が主原料に使用されています。
動物性タンパク源はベニソンとサーモンの2種類に限定。穀物フリーなので小麦や大豆アレルギーの愛犬も安心して食べられます。
また原材料にはオメガ3が豊富なサーモンや亜麻仁も配合。オメガ3の抗炎症作用がアレルギーによる皮膚炎や毛のパサつきを改善してくれます。

フィッシュ4ドッグ

フィッシュ4ドッグ

総合評価4.5点 4.5点

販売価格 3,326円(税込)/1.5kg
対応年齢 全年齢OK
主原料 サーモン

安全性について

人工添加物不使用、ヒューマングレード、単一タンパク(サーモン)、穀物不使用(グレインフリー)

栄養面について

高タンパク、繊維控えめ、サーモンオイル配合

「フィッシュ4ドッグ(サーモン)」1種類の魚だけをタンパク源に作られたドッグフードです。
鶏肉や牛肉などの肉類、また穀物は一切使用されていないので、アレルギーの原因食品がわからない場合でも安心して与えやすいです。
また毛並みや肌荒れを改善するオメガ3が高配合なことから、アレルギーに関係なく皮膚や被毛のトラブルに悩む愛犬にもおすすめです。

カナガン

カナガン

総合評価5点 5点

通常価格 3,960円(税抜)/2kg
定期購入 初回限定50%OFF!
1,980円(税抜)/2kg
対応年齢 全年齢OK

安全性について

人工添加物不使用、ヒューマングレード、単一タンパク(チキン)、穀物不使用(グレインフリー)

栄養面について

高タンパク、サーモンオイル配合、グルコサミン・コンドロイチン配合

「カナガン」の動物性タンパク源は良質なタンパク質が豊富な鶏肉だけ。
愛犬が鶏肉を食べても大丈夫であれば、ワンちゃんの大好きな鶏肉でアレルギー対策するのもおすすめです。
また犬が消化しにくく、アレルギーの原因にもなりやすい小麦や大豆は一切使用されていないので、消化器官が未熟な子犬にも安心。
関節を守るグルコサミン・コンドロイチン、皮膚や毛に欠かせないオメガ3・オメガ6も高配合です。

また、「今はアレルギーの心配がないけど、今後アレルギーを発症しないように予防したい!」と考えている飼い主さんも多いですよね。

つづいて、アレルギー予防におすすめのドッグフードを2つご紹介します。

アレルギー予防におすすめのドッグフード

アレルギー予防におすすめのドッグフード

じつは愛犬の食物アレルギーのリスクを下げる方法があります。食物アレルギーを発症しないように、つぎの2点に注意してあげましょう。

●食物アレルギーの予防方法

  • 複数のドッグフードをローテーションで使用する
  • リスト・矢印・タンパク源が2種類以上のドッグフードを選ぶ

【予防1】数ヶ月に1度ドッグフードを変える

食物アレルギーのリスクを上げる原因の1つが、特定のタンパク源を偏って摂取することです。

同じ食品ばかり食べていると、その食品に含まれる特定のタンパク質に対してアレルギー反応が起こりやすくなると考えられています。

すでにアレルギーを発症している場合は、アレルギーの原因と食べられる食品を見分けるため、タンパク源を1つに絞る必要がありますが、アレルギーを予防する場合はその反対。

特定のタンパク源への偏りを防ぐため、数種類のドッグフードを3~4ヶ月位のペースでローテーションさせましょう。

【予防2】肉・魚などタンパク源が2種類以上

また「ドッグフードを度々変更するのは面倒くさい」、「愛犬が食べなくなるのが心配」という場合は、タンパク源が2種類以上のドッグフードがおすすめです。

鶏肉とサーモン、ラムと鶏肉と牛肉など、タンパク源が2種類以上であれば、同じドッグフードを食べ続けても、特定のタンパク源に偏る心配がありません。

それでは、アレルギー予防におすすめのドッグフードを2つご紹介します!

モグワン

モグワン

総合評価5点 5点

通常価格 3,960円(税抜)/1.8kg
定期購入 3,564円(税抜)/1.8kg
対応年齢 全年齢OK

安全性について

人工添加物不使用、ヒューマングレード、複数のタンパク源(チキン・サーモン)、穀物不使用(グレインフリー)

栄養面について

高タンパク、カロリー控えめ、オメガ3高配合、グルコサミン・コンドロイチン配合

「モグワン」はワンちゃんが大好きな鶏肉とサーモンを主原料に作られたドッグフードです。
原材料の56%がチキンとサーモンなので、体の成長や健康維持に欠かせない良質なタンパク質をたっぷり摂取できます。
煮干しのような良い香りがするので、我が家の愛犬はトッピング無しでもバクバク食べてくれます!

ナチュロル

ナチュロル

総合評価4.5点 4.5点

初回お試し 100円(税込)/30g
通常価格 3,000円(税抜)/850g
定期購入 17%OFF!
4,980円(税抜)/850g×2袋

安全性について

人工添加物不使用、ヒューマングレード、複数のタンパク源(牛肉・鶏肉・馬肉・魚)、穀物不使用(グレインフリー)、国産、全年齢OK

栄養面について

高タンパク、高カロリー、安定・持続型ビタミンC配合

「ナチュロル」のタンパク源は牛肉・鶏肉・馬肉・魚の4種類!
タンパク源が豊富なので、アレルギーの原因となる特定のタンパク質に偏る心配がありません。
また安定・持続型ビタミンCが配合されているので、アレルギーと関わりがある免疫力の低下を防止する効果が期待できます。
グレインフリー(穀物不使用)、国産食材中心と安全性も問題なし!国産のドッグフードをお探しの方にもおすすめです。

まとめ

アレルギーの原因、食物アレルギーの症状・対策方法、低アレルゲンのおすすめドッグフードをご紹介させていただきました。

食物アレルギーの原因食材を見つけ出すのは困難な場合が多いです。

そのため、愛犬に食物アレルギーが疑われる場合は、タンパク源が1種類のシンプルなドッグフードを選びましょう。

また、アレルギーのリスク予防には、特定のタンパク源に偏らないようにすること。

複数のドッグフードをローテーションで使用する、またはタンパク源が2種類以上のドッグフードで、特定のタンパク質ばかりを摂取させないように注意しましょう。

あしあとおすすめドッグフード目的別ランキング