
【ペットフード販売士が徹底調査】カナガンの良い点・悪い点がひと目で分かる!成分・材料・本当の評価は?

カナガンは、イギリスで80%以上のリピート率を誇る、世界でも人気のプレミアムフードです。
その理由の1つが、原材料の51%に良質なタンパク質が豊富な鶏肉がたっぷり使用されていること。
鶏肉由来のタンパク質がギュッと詰まっているので、健康維持だけでなく、美味しさも抜群です!
それでは、カナガンドッグフードの安全性や栄養面について、さらに詳しく見ていきましょう。
【 総合評価 】
5 点
目 次
カナガンドッグフードの評価結果
●ドッグフードの評価結果について・・
犬のごはん塾では、ドッグフードの評価基準として「安全性」と「栄養バランス」を中心に評価しています。
犬のごはん塾では、ドッグフードの評価基準として「安全性」と「栄養バランス」を中心に評価しています。
【安全性の評価結果】では、愛犬が毎日安心して食べられるかをチェックし、【栄養バランスの評価結果】では、愛犬に必要な栄養がバランス良く含まれているか分析しています。
それでは、カナガンドッグフードの「安全性」と「栄養バランス」をチェックしましょう。
カナガンドッグフードの安全性
チェック項目 | 評価 |
---|---|
人工添加物 | ◎不使用 |
原料の品質 | ◎ |
4Dミート | ◎不使用 |
副産物 | ◎不使用 |
主原料 | ◎チキン/生肉 |
安全性の評価結果
- 人工添加物不使用
- 人が食べられる高品質な原材料を使用
- 原材料の51%が鶏肉
カナガンドッグフードの栄養バランスの評価結果
※ベストな数値は健康な成犬の目安です
栄養素 | レベル |
---|---|
カロリー | 標準 |
タンパク質 | 高い |
脂 質 | 高い |
粗繊維 | 標準 |
ミネラル 他 | 標準 |
栄養面の評価結果
- 鶏肉由来の良質なタンパク質がたっぷり
- 関節ケアのグルコサミン・コンドロイチン配合
- グレインフリー(穀物不使用)
こんなワンちゃん・飼い主さんにおすすめ
- 成長期の子犬
- 活発で元気なワンちゃん
- 穀物入りのフードが苦手なワンちゃん
カナガンのポイント
カナガンは、人が食べても安全な原材料だけで作られた「ヒューマングレード」のドッグフードです。
人工添加物不使用・グレインフリー(穀物不使用)と、フードの安全性にこだわって作られています。
また原材料の51%に、良質なタンパク質が豊富な鶏肉を贅沢に使用!
鶏肉の旨みと栄養がギュッと詰まっているので、活発で元気なワンちゃんにとくにおすすめです!
さらに詳しい内容について、ドッグフードの安全性から見ていきましょう。
カナガンドッグフードの安全性の評価結果
カナガンドッグフードの安全性
チェック項目 | 評価 |
---|---|
人工添加物 | ◎不使用 |
原料の品質 | ◎ |
4Dミート | ◎不使用 |
副産物 | ◎不使用 |
主原料 | ◎チキン/生肉 |
『安全性の基準』はこちら
添加物
![]() |
無添加、自然由来の酸化防止剤のみ |
---|---|
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添加物を使用(要注意の添加物以外) |
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要注意の添加物を使用 |
原料の品質
![]() |
ヒューマングレード(人が食べられる品質)の表示あり |
---|---|
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ヒューマングレードの表示なし(副産物不使用) |
![]() |
ヒューマングレードの表示なし(副産物使用) |
4Dミート(病気や死んだ家畜の肉)
![]() |
不使用の表示あり(ヒューマングレード) |
---|---|
![]() |
不使用の表示なし(副産物不使用) |
![]() |
不使用の表示なし(副産物使用) |
副産物(○○エキス・○○ミール)
![]() |
不使用(ヒューマングレードの表示あり) |
---|---|
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使用(使用した家畜の種類や部位が確認できる) |
![]() |
使用(使用した家畜の種類や部位が不明) |
主原料
![]() |
肉か魚が50%以上、又は第1と第2原料が肉か魚 |
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第1原料が肉か魚で、第2原料は穀物 |
![]() |
第1原料が穀物(トウモロコシ、小麦、米) |
カナガンドッグフードの安全性は?
カナガンは安全性を判断する5つのポイント(添加物・品質・4Dミート・副産物・主原料)のすべてが最高評価の◎です。
それぞれの詳しいポイントを見ていきましょう。
●添加物
カナガンの原材料には、着色料や保存料、酸化防止剤などの人工添加物は一切使用されていません。
●カナガンには、下記の添加物は使用されていません!
- 着色料
- 香料
- 保存料
- 防腐剤
- 防カビ剤
- 増粘剤
- 保湿剤
- 発色剤
- 酸化防止剤
- pH調整剤
これらの添加物は、犬の悩みに多い涙やけや肌荒れを引き起こす要因の1つです。また大量に摂取すると、アレルギーやがんなどに悪影響を与える危険性もあります。
とくに子犬や高齢犬、小型犬は添加物の影響を受けやすいため、少しの量の添加物も避けるほうが安全です。
その点、カナガンは体に悪影響を及ぼす添加物は1つも含まれていないので、子犬から高齢のすべてのワンちゃんに安心して与えられます。
カナガンは人工添加物不使用!
涙やけやアレルギーを引き起こす危険な添加物は、1つも使用されていないので安心です
●原材料の品質(4Dミート・副産物)
カナガンは、「人間でも食べられるほど、高品質で新鮮なもの」だけで作られています。

そのため、1kg500円以下の安価なドッグフードの原材料に多い、副産物(家畜の内臓や血液、毛、羽、爪などの再利用品)や4Dミート(病気・障害・死亡・死にかけの家畜)などの粗悪な原料は含まれていません。
ちなみにカナガンには、鶏の内臓から作られたチキングレイビーが使用されています。
ただ、カナガンは人が食べても安全な原料しか使用されていないので、このチキングレイビーは粗悪な副産物とは別物です。
安全な家畜由来の内臓類は、筋肉部分だけでは足りない栄養成分を補う、大切な原料です。
カナガンは安全・高品質なヒューマングレードのドッグフードです!
人が食べても安全な食材が使用されているので、4Dミートや粗悪な副産物が含まれている心配はありません
●主原料
カナガンの主原料は、生肉と乾燥タイプの2種類の鶏肉です。
新鮮な骨抜きチキンが26%、乾燥チキンが25%と、2つ合わせて原材料の51%にたっぷり鶏肉が使用されています。
なお、鶏肉由来のタンパク質は良質で、筋肉を強くしたり皮膚や毛の再生に欠かせない必須アミノ酸を10種類すべて摂取できます。
また肉類の中でも、鶏肉は消化吸収されやすいので、お腹に余計な負担がかかりません。
子犬や高齢犬、お腹の弱いワンちゃんにもおすすめのタンパク源です。
カナガンは原材料の51%が「高タンパク・低カロリー」な鶏肉!
体の成長や健康維持に欠かせない「良質なタンパク質」をたっぷり補えます

対応年齢や酸化防止対策、価格について
対応年齢・酸化防止対策など
フードの対応年齢 | 全犬種・全年齢 |
酸化防止剤 | ビタミンE |
穀物 | 不使用 |
原産国 | イギリス |
通常価格 1袋/2kg | 3,960円(税抜) |
定期コース | 初回50%OFF!1,980円(税抜) |
購入方法 | 公式サイト |
カナガンは全犬種・全ライフステージ対応!

カナガンは全犬種・全年齢(全ライフステージ)対応のドッグフードです。
子犬から高齢犬まで、すべてのワンちゃんに必要な栄養バランスをクリアしています。
そのため愛犬の成長にあわせて、子犬用や成犬用などのドッグフードにわざわざ変更する必要はありません。
これならドッグフードを変更した途端に、愛犬が急に食べなくなる心配もなく、安心ですね。
定期コースなら最大20%OFFで購入できる!
●カナガンの購入方法の種類
■通常価格
1袋(2kg)3,960円(税抜)+送料640円
■定期コース
合計金額7,000円未満→10%OFF
合計金額7,000円以上→15%OFF
合計金額20,000円以上→20%OFF
※10,000円以上で送料無料
カナガンの定価は1袋2kgで3,960円(税抜)ですが、定期コースで注文すると、初回より10%OFFでお得に購入できます。
ちなみに、カナガンは1袋2kgと少量。大型犬や多頭飼いの飼い主さんは、1ヶ月1袋で足りないですよね・・。
そんな飼い主さんに嬉しいシステムが、購入金額がアップすると割引率が最大20%OFFになること。フードの消費量の多いお家には、ありがたいシステムですね。
また、定期コースのお届け周期は1週間~13週間の間なら自由に選択可能です。
そのため小型犬の飼い主さんも、数ヶ月に1度のペースでまとめて購入すれば、高めの割引率でお得に購入できます。
さらに、定期コースはいつでも休止・再開がOK。
これなら、「ドッグフードが食べきれずに余っている・・」といった場合も、すぐに定期コースを休止できるので、気軽に申し込みやすいですね。
ただし定期コースの休止・変更は、次回お届け日の7日前までに必ず連絡する必要があります。
そのため、カナガンドッグフードが届いたら、次回お届け日をチェックして、休止・変更の期限を把握しておくと安心です。
カナガンドッグフードの大きさ・匂い・味について



【実際に私が食べてみた感想】
●におい
煮干しのような魚ベースのにおいで、少し香ばしさも感じられます。
トマトのような酸っぱい感じのにおいもありますが、私は「クサイ」とは感じませんでした。
モグワンのにおいと似ていますが、カナガンのほうが香りは控えめです
カナガンのにおいが苦手な人は、この酸味のような香りがダメなのかな・・?
●味
にぼしのような風味とお肉の風味が混ざった感じです。
安価なドッグフードによくある、変な臭みはまったくなくて、私が食べても美味しいです
においでも感じられた酸味と、噛んでいる後半には、ドッグフード特有の苦味も感じられました。
●質感・硬さ
変なベタつきはありません。硬すぎず柔らかすぎない、適度な硬さです。






カナガンドッグフードの原材料
危険な材料を赤色、良い材料を緑色でチェックしています。
原材料
骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(Ⅱ) 五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1,000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1,000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ
原材料の51%を占める鶏肉(チキン生肉26%、乾燥チキン25%)と、乾燥全卵3.1%は、犬の筋肉や内臓、皮膚、毛などに欠かせない必須アミノ酸が豊富に含まれています。
割合が表示されていると、どのくらい多く使用されているか分かって嬉しいですね。
また、カナガンは犬が消化しにくい穀物(小麦・トウモロコシなど)を使用しない、グレインフリー(穀物不使用)のドッグフードです。
消化機能が未熟な子犬やお腹の弱いワンちゃんにも与えやすいです。
原材料で気になること

その他にも、気になる原材料をチェックしましょう。
●関節ケアのグルコサミン・コンドロイチン配合!
カナガンには、軟骨成分のグルコサミンと軟骨を守るコンドロイチンが配合されています。
犬は足腰の関節に負担がかかりやすいので、ドッグフードに関節ケアに有効な成分が配合されているのは、ありがたいですね。
●サーモンオイル由来のオメガ3で毛並みを改善!
サーモンオイルには、毛や皮膚の健康維持に欠かせないオメガ3が豊富に含まれています。
愛犬の毛並みがボサボサだったり、皮膚がカサついているときは、オメガ3が不足しているケースが多いです。
オメガ3は食事でしか体に必要な量を補えないので、ドッグフードから毎日摂取できれば、肌荒れや毛並みの改善が期待できます。
またオメガ3は抗炎症作用があるため、関節痛を和らげる効果もあります。
つづいて、栄養バランスについて見ていきましょう。
カナガンドッグフードの栄養バランスは?
カナガンのパッケージには、下記の成分表が表示されています。
犬のごはん塾では上記の成分表は使わず、ドッグフードに含まれる水分を差し引いた乾燥重量で栄養バランスをチェックします。
なぜなら、ドッグフードに含まれる水分量は製品ごとにちがうから。
そのため水分を抜いた乾燥重量で栄養バランスを確認するほうが、他のドッグフードとのちがいが分かりやすくなります。
ちなみに乾燥重量はパッケージに記載されている成分表をもとに、下記の計算式で割り出します。
乾燥重量の求め方
乾燥重量=栄養素の値÷(100-フードの水分量)×100
カナガンの乾燥重量の値を見てみましょう。
カナガンドッグフードの乾燥重量の成分値
- 粗タンパク質:36.1%
- 脂質:18.6%
- 粗繊維:3.8%
- オメガ6:3.1%
- オメガ3:1.0%
- カルシウム:2.0%
- リン:1.6%
- ナトリウム:0.3%
- マグネシウム:0.1%
- カリウム:0.6%
上記の値を「犬のごはん塾が示す栄養バランスの基準」にそって評価すると、下記のような評価結果となります。
カナガンドッグフードの栄養バランスの評価結果
※ベストな数値は健康な成犬の目安です
栄養素 | レベル |
---|---|
カロリー | 標準 |
タンパク質 | 高い |
脂 質 | 高い |
粗繊維 | 標準 |
ミネラル 他 | 標準 |
『栄養バランスの基準』はこちら
カロリー(100gあたり)
- 低い
- 340kcal未満
- やや低い
- 340~360kcal未満
- 標準
- 360~380 kcal未満
- やや高い
- 380~400kcal未満
- 高い
- 400kcal以上
タンパク質
- 低い
- 22%未満
- やや低い
- 22~24%未満
- 標準
- 24~27%未満
- やや高い
- 27~29%未満
- 高い
- 29%以上
脂質
- 低い
- 10%未満
- やや低い
- 10~12%未満
- 標準
- 12~15%未満
- やや高い
- 15~17%未満
- 高い
- 17%以上
カルシウム
- 低い
- 0.7%未満
- やや低い
- 0.7~1.0%未満
- 標準
- 1.0~1.8%以内
- やや高い
- 1.8~2.2%未満
- 高い
- 2.2%以上
リン
- 低い
- 0.8%未満
- やや低い
- 0.8~1.0%未満
- 標準
- 1.0~1.6%以内
- やや高い
- 1.6~1.8%未満
- 高い
- 1.8%以上
カルシウム:リン比
- 適正値
- 1:1~2:1
粗繊維
- 低い
- 1.5%未満
- やや低い
- 1.5~3%未満
- 標準
- 3~4.5%未満
- やや高い
- 4.5~6%未満
- 高い
- 6%以上
ナトリウム
- 低い
- 0.1%未満
- やや低い
- 0.1~0.3%未満
- 標準
- 0.3~0.5%未満
- やや高い
- 0.5~0.7%未満
- 高い
- 0.7%以上
マグネシウム
- 低い
- 0.06%未満
- 標準
- 0.06~0.11%未満
- 高い
- 0.11%以上
栄養面の評価結果
- 鶏肉由来の良質なタンパク質がたっぷり
- 関節ケアのグルコサミン・コンドロイチン配合
- グレインフリー(穀物不使用)
栄養面のポイントを詳しく見ていきましょう。

鶏肉由来の良質なタンパク質がたっぷり
カナガンのタンパク質量は36.1%。(乾燥重量:フードの水分を引いた値)
ドッグフードの平均タンパク質量の24~27%に比べると、かなり高タンパクな栄養バランスです。
また、カナガンは原材料の51%が鶏肉なので、タンパク源のほとんどが鶏肉由来の良質なタンパク質です。
体作りに重要なタンパク質をしっかり補えるので、成長期の子犬や運動量の多い愛犬にも、カナガンはおすすめです。
ちなみに、カロリーは100gあたり約360kcalと平均的ですが、脂質は18.6%と高め。(脂質量の平均は12~15%)
そのため給与量を守らないと、肥満になりやすいので注意が必要です。とくに運動量の少ない愛犬には与えすぎないように気をつけましょう。
こんなワンちゃん・飼い主さんにおすすめ
- 成長期の子犬
- 活発で元気なワンちゃん
- 穀物入りのフードが苦手なワンちゃん
購入時のふろく
フードを申し込むと、カナガンのフードと一緒に「お悩み解決ハンドブック」と「ブランドガイド」が送られてきます。


「お悩み解決ハンドブック」では、新しいフードを食べてくれないときの対処法や開封後のフードの保存方法など、飼い主さんなら誰もが悩んだことのある悩みについて解決策が紹介されています。
「ブランドガイド」ではカナガンのメーカーである株式会社レティシアンが扱う、他のペットフード(犬用・猫用)の商品が掲載されています。
商品によっては、公式ページに載っていない成分値も細かく記載されているので、他のフードとしっかり比較することができます。
まとめ
カナガンは、ヒューマングレード・人工添加物不使用・グレインフリー(穀物不使用)と、犬の健康を考えて作られた、安全性の高いドッグフードです。
原材料の51%に鶏肉が贅沢に使用されているので、鶏肉が大好きなワンちゃんにおすすめ!
高タンパク・高脂質なので、活発な愛犬におすすめです。
おすすめドッグフード目的別ランキング