ヤラーは農薬やホルモン剤などの化学薬品は一切使用されていません
人も食べられる高品質なオーガニック食材で作られているので、安全性は抜群!
ヤラーは、有機栽培の肉や野菜で作られたオーガニックドッグフード。ヤラーを使用した87%の飼い主さんが、「健康面で良い反応があった」と実感しています。
オーガニック食材を使用したドッグフードは珍しいですが、安全性や栄養バランスはどのようになっているのでしょうか?
さっそく、「ヤラー(グレインフリー・成犬用)」ドッグフードを細かく調査していきましょう。
【 総合評価 】
4.5 点
【安全性の評価結果】では、愛犬が毎日安心して食べられるかをチェックし、【栄養バランスの評価結果】では、愛犬に必要な栄養がバランス良く含まれているか分析しています。
それでは、ヤラードッグフードの「安全性」と「栄養バランス」をチェックしましょう。
ヤラードッグフードの安全性
チェック項目 | 評価 |
---|---|
人工添加物 | ◎不使用 |
原料の品質 | ◎ |
4Dミート | ◎不使用 |
副産物 | ◎不使用 |
主原料 | ◎鶏肉 |
ヤラードッグフードの栄養バランスの評価結果
※ベストな数値は健康な成犬の目安です
栄養素 | レベル |
---|---|
カロリー | やや低い |
タンパク質 | 高い |
脂 質 | やや高い |
粗繊維 | やや高い |
ミネラル 他 | 標準 |
ヤラーは農薬やホルモン剤などの化学薬品は一切使用されていません
人も食べられる高品質なオーガニック食材で作られているので、安全性は抜群!
さらに詳しい内容について、ドッグフードの安全性から見ていきましょう。
ヤラードッグフードの安全性
チェック項目 | 評価 |
---|---|
人工添加物 | ◎不使用 |
原料の品質 | ◎ |
4Dミート | ◎不使用 |
副産物 | ◎不使用 |
主原料 | ◎鶏肉 |
『安全性の基準』はこちら
添加物
無添加、自然由来の酸化防止剤のみ | |
添加物を使用(要注意の添加物以外) | |
要注意の添加物を使用 |
原料の品質
ヒューマングレード(人が食べられる品質)の表示あり | |
ヒューマングレードの表示なし(副産物不使用) | |
ヒューマングレードの表示なし(副産物使用) |
4Dミート(病気や死んだ家畜の肉)
不使用の表示あり(ヒューマングレード) | |
不使用の表示なし(副産物不使用) | |
不使用の表示なし(副産物使用) |
副産物(○○エキス・○○ミール)
不使用(ヒューマングレードの表示あり) | |
使用(使用した家畜の種類や部位が確認できる) | |
使用(使用した家畜の種類や部位が不明) |
主原料
肉か魚が50%以上、又は第1と第2原料が肉か魚 | |
第1原料が肉か魚で、第2原料は穀物 | |
第1原料が穀物(トウモロコシ、小麦、米) |
ヤラーは安全性を判断する5つのポイント(添加物・品質・4Dミート・副産物・主原料)のすべてが最高評価の◎です。
それぞれの詳しいポイントを見ていきましょう。
●添加物
ヤラーの原材料には、香料や着色料、酸化防止剤などの人工添加物は一切使用されていません。
これらの添加物は、愛犬の体にまったく必要ありません。
そればかりか、摂取した添加物を体の外へスムーズに排出できないと、涙やけやアレルギー、がんなどに悪影響を与える危険性があります。
とくに成長期の子犬や体の機能が低下した高齢犬、また体の小さな小型犬は、添加物の影響を受けやすいので、少量の添加物でも避けるほうが安全です。
その点、ヤラーはフードの酸化を防ぐ酸化防止剤も、天然由来の成分が使用されています。
これらの天然成分は、人工添加物の酸化防止剤(BHA・BHT・エトキシキン)より酸化を防ぐ効果は低い、体への影響力が小さいため、愛犬が摂取しても安全です。
ヤラーは人工添加物不使用!
涙やけやアレルギーを引き起こす、危険な添加物は1つも含まれていません
●原材料の品質(4Dミート・副産物)
ヤラーの原材料に使用されている肉や野菜はすべて、オーガニック食材です。
●オーガニック食材とは?
農薬や化学肥料、抗生物質などの化学的な薬剤を使用せずに、栽培・飼育された食材のこと。
▼野菜の場合
農薬や化学肥料の使用禁止。自然の力だけで栽培されているので、残留農薬や遺伝子組み換えの心配がありません。
▼肉類の場合
成長ホルモンや抗生物質などの薬剤投与が禁止。薬剤汚染の不安がありません。
ちなみに、魚はオーガニックではなく、MSC認定の魚が使用されています。
●MSC認定の魚とは?
環境に配慮した方法(漁獲・加工・販売)で扱われている水産資源のこと。
水産資源や環境を守ることにつながることから、MSC認証は「海のエコラベル」とも呼ばれています。
魚は養殖で管理しないとオーガニック認定を受けにくいため、ヤラーは人工的なオーガニックの養殖魚ではなく、自然に配慮したMSC認定の天然の魚が使用されています。
もちろん、すべてヒューマングレードなので、粗悪な副産物(家畜の羽や毛など)や4Dミート(病気・死亡した家畜)は使用されていません。
ヤラーはオーガニック食材で作られた、ヒューマングレードのドッグフード!
農薬や化学薬品、粗悪な副産物、4Dミートは一切使用されていないので、安心・安全です
●主原料
ヤラー(グレインフリー)の主原料は、オーガニックチキン。
新鮮な鶏肉をゆっくりと乾燥させて使用されているので、良質なタンパク質がギュッと凝縮されています。
なお、鶏肉由来のタンパク質には、筋肉を強くしたり皮膚や毛を再生するために欠かせない必須アミノ酸がたっぷり含まれています。
鶏肉は肉類の中でも消化吸収されやすいので、おなかの弱い愛犬や代謝の落ちた高齢犬にもおすすめのタンパク源です。
原材料の26%にオーガニックチキンを使用!
筋肉や体の維持に欠かせない良質なタンパク質をしっかり補えます
対応年齢・酸化防止対策など
フードの対応年齢 | 全犬種・成犬用 |
酸化防止剤 | ローズマリー抽出物 |
穀物 | 不使用 |
原産国 | オランダ |
価格(1袋/600g) | ¥2,229 |
内容量の種類 | 600g・2kg・5kg・10kg |
購入方法 | 公式サイト |
※Amazon参考価格
今回調査しているドッグフードは、「ヤラー(グレインフリー)」ですが、ほかにも年齢や体質に合わせて、さまざまな種類があります。
●ヤラードッグフードの種類
どの種類も原材料はオーガニック食材、人工添加物不使用と、安全性は文句なし!
ただ、種類によっては犬が消化しにくいトウモロコシや小麦が使用されているフードもあるので、愛犬が穀物を苦手な場合は原材料を細かくチェックしてから選びましょう。
ちなみに、ヤラー(グレインフリー)のフードの大きさは直径1.1cmくらい。
小型犬専用のフードは直径7~8mmのものが多いので、小粒のフードを与えている場合は少し大きく感じるかもしれません。
危険な材料を赤色、良い材料を緑色でチェックしています。
鶏肉、グリーンピース、イエローピース、ジャガイモでんぷん、ひまわりの種子殻、鶏脂、海藻、乾燥レバー(豚)、魚(ニシン)、ビタミン類(ビタミンC、ビタミンB3、ビタミンB12、パントテン酸、塩化コリン、ビオチン、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンK3、ビタミンB1、葉酸、ビタミンD3)、ミネラル類(炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸亜鉛、硫酸鉄、酸化マンガン、硫酸銅、硫酸コバルト、ヨウ化カリウム、亜セレン酸Na)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ビタミンE)
原材料に使用されている肉や野菜は、オーガニック認定を受けた安全なものだけ。
良質なタンパク質が豊富な鶏肉中心のレシピなので、筋肉や内臓、血液、皮膚、毛、骨などの全身の組織に欠かせない必須アミノ酸をしっかり補えます。
その他にも、気になる原材料をチェックしましょう。
●自然環境に配慮したMSC認定のニシン
魚(ニシン)はオーガニックではありませんが、MSC認定(環境に配慮した水産資源)のニシンなので、安全性は問題ありません。
ニシンには、皮膚や毛の健康を守るオメガ3とオメガ6が豊富に含まれています。
皮膚の乾燥を防ぎ、毛に潤いを与えて、毛並みや毛艶を改善する桜花が期待できます。
●低アレルゲンのエンドウ豆でタンパク質・繊維を補給
エンドウ豆(グリーンピース・イエローピース)は、アレルギーの原因になりにくい食材の1つ。
今回調査している「ヤラー(グレインフリー)」は、穀物(トウモロコシ・小麦・米)が一切使用されていないので、エンドウ豆はタンパク質と繊維を補う大切な役割があります。
つづいて、栄養バランスについて見ていきましょう。
ヤラーのパッケージには、下記の成分表が表示されています。
タンパク質:32.0%以上
脂質:14.0%以上
粗繊維:4.5%以下
灰分:7.5%以下
水分:8.0%以下
カルシウム:1.7%
リン:1.1%
ナトリウム:0.4%
マグネシウム:0.15%
代謝エネルギー:350kcal/100g
犬のごはん塾では上記の成分表は使わず、ドッグフードに含まれる水分を差し引いた乾燥重量で栄養バランスをチェックします。
なぜなら、ドッグフードに含まれる水分量は製品ごとにちがうから。
そのため水分を抜いた乾燥重量で栄養バランスを確認するほうが、他のドッグフードとのちがいが分かりやすくなります。
ちなみに乾燥重量はパッケージに記載されている成分表をもとに、下記の計算式で割り出します。
乾燥重量=栄養素の値÷(100-フードの水分量)×100
ヤラーの乾燥重量の値を見てみましょう。
ヤラードッグフードの乾燥重量の成分値
上記の値を「犬のごはん塾が示す栄養バランスの基準」にそって評価すると、下記のような評価結果となります。
ヤラードッグフードの栄養バランスの評価結果
※ベストな数値は健康な成犬の目安です
栄養素 | レベル |
---|---|
カロリー | やや低い |
タンパク質 | 高い |
脂 質 | やや高い |
粗繊維 | やや高い |
ミネラル 他 | 標準 |
『栄養バランスの基準』はこちら
カロリー(100gあたり)
タンパク質
脂質
カルシウム
リン
カルシウム:リン比
粗繊維
ナトリウム
マグネシウム
栄養面のポイントを詳しく見ていきましょう。
ヤラー(グレインフリー)の栄養バランスは、低カロリー・高タンパク!
カロリーが控えめながら、体の成長や健康維持に欠かせないタンパク質をたっぷり摂取できます。
ちなみに、一般的なドッグフードのタンパク質の量は24~27%ですが、ヤラーのタンパク質の量は34.8%。平均より約10%もタンパク質の割合が高いです。
なお、タンパク質は犬が健康で過ごすために欠かせない大切な栄養素です。
とくに肉や魚由来の動物性タンパク質は、犬の体に重要な成分をたっぷり含んでいるので、子犬や成犬だけでなく高齢犬にも積極的に与える必要があります。
ヤラー(グレインフリー)はカロリー控えめなので、肥満になりやすい高齢犬にも与えやすいです。
ただ、高齢になると体の機能が衰えてきます。
タンパク質は腎臓や肝臓が健康でないと、体内でスムーズに消化・分解されないので、腎臓や肝臓の機能が低下しているワンちゃんには高タンパクフードは与えてはいけません。
また、愛犬の体質によっては高タンパクフードが合わない場合も・・。ほかの高タンパクフードで涙やけや肌荒れを起こしたことのあるワンちゃんは注意しましょう。
ヤラーを調査した結果は、安全性・栄養面ともに高レベルのドッグフードです。
原材料はオーガニック食材で、人工添加物・不使用と、愛犬に安心して与えられる安全性の高さ。
また、栄養バランスはカロリー控えめながら、体に必要なタンパク質や脂質をたっぷり摂取できます。
運動量の多い大型犬より、室内犬の成犬にとくにおすすめです!
おすすめドッグフード目的別ランキング