シュプレモは厳選された17種類の自然素材がブレンドされた栄養満点のドッグフード
体への影響が不安な人工添加物は一切使用されていないので、安全性も問題なし!
世界中で支持されているペットフードブランド【ニュートロ】が、厳選された自然食材を使用して作られたドッグフードが「シュプレモ」です。
さっそく、「シュプレモ(小型犬・成犬用)ドッグフード」の安全性や栄養面をチェックしていきましょう。
【 総合評価 】
4 点
目 次
【安全性の評価結果】では、愛犬が毎日安心して食べられるかをチェックし、【栄養バランスの評価結果】では、愛犬に必要な栄養がバランス良く含まれているか分析しています。
それでは、シュプレモ(小型犬・成犬用)ドッグフードの「安全性」と「栄養バランス」をチェックしましょう。
シュプレモドッグフードの安全性
チェック項目 | 評価 |
---|---|
人工添加物 | ◎不使用 |
原料の品質 | ○ |
4Dミート | ◎不使用 |
副産物 | ◎不使用 |
主原料 | ◎鶏肉 |
シュプレモドッグフードの栄養バランスの評価結果
※ベストな数値は健康な成犬の目安です
栄養素 | レベル |
---|---|
カロリー | 標準 |
タンパク質 | やや高い |
脂 質 | やや高い |
粗繊維 | 標準 |
ミネラル 他 | 標準 |
シュプレモは厳選された17種類の自然素材がブレンドされた栄養満点のドッグフード
体への影響が不安な人工添加物は一切使用されていないので、安全性も問題なし!
さらに詳しい内容について、フードの安全性から見ていきましょう。
シュプレモ(小型犬・成犬用)の安全性
チェック項目 | 評価 |
---|---|
人工添加物 | ◎不使用 |
原料の品質 | ○ |
4Dミート | ◎不使用 |
副産物 | ◎不使用 |
主原料 | ◎鶏肉 |
『安全性の基準』はこちら
添加物
無添加、自然由来の酸化防止剤のみ | |
添加物を使用(要注意の添加物以外) | |
要注意の添加物を使用 |
原料の品質
ヒューマングレード(人が食べられる品質)の表示あり | |
ヒューマングレードの表示なし(副産物不使用) | |
ヒューマングレードの表示なし(副産物使用) |
4Dミート(病気や死んだ家畜の肉)
不使用の表示あり(ヒューマングレード) | |
不使用の表示なし(副産物不使用) | |
不使用の表示なし(副産物使用) |
副産物(○○エキス・○○ミール)
不使用(ヒューマングレードの表示あり) | |
使用(使用した家畜の種類や部位が確認できる) | |
使用(使用した家畜の種類や部位が不明) |
主原料
肉か魚が50%以上、又は第1と第2原料が肉か魚 | |
第1原料が肉か魚で、第2原料は穀物 | |
第1原料が穀物(トウモロコシ、小麦、米) |
シュプレモは、安全性を判断する5つのポイント(添加物・品質・4Dミート・副産物・主原料)のほとんどが合格点です。
それぞれのポイントや注意点を見ていきましょう。
●添加物
シュプレモの原材料には、がんやアレルギーに悪影響を与える着色料(赤102・黄4など)や酸化防止剤(BHA・BHT)などの人工添加物は一切使用されていません。
シュプレモは食材に含まれる栄養素の効果を重視しているため、犬に必要のない添加物は使用されていません。
また、市販のフードはBHAやBHTなどの酸化防止剤を使ってフードの酸化を防いでいますが、シュプレモの酸化防止対策はミックストコフェロールやローズマリー抽出物など。
自然由来の抗酸化成分を利用してフードの酸化を安全に防止しています。
シュプレモは、アレルギーやがんに悪影響を与える人工添加物(BHA・BHT・赤102など)は一切使用されていません!
●原材料の品質(4Dミート・副産物)
引用元:http://nutro.jp/
シュプレモは栄養豊富な17種類の厳選食材が使用されています。
そのため、粗悪な材料の「4Dミート(病気・死亡した家畜)」や家畜の羽やひづめ、糞などを丸ごと使用した「副産物」が含まれている心配はありません。
ただ、1点惜しいのが「ヒューマングレード(人間基準)」や「人も食べられる高品質な食材を使用」などの表示がないこと。
シュプレモの公式サイトには、独自の検査基準によって「厳選された食材を使用」と書かれていますが、具体的な表示があるほうが、より安心・信頼できます。
公式サイトにも「原材料から製造、出荷のすべてに、安心・安全への配慮」などの記載があることから安全面での問題はないと判断できます
ただ、「ヒューマングレード」の表示があるほうが、より安心・信頼できたはず・・
●主原料
シュプレモの主原料は鶏肉なので、体の成長や維持に欠かせない「良質なタンパク質」を十分に摂取できます。
●シュプレモのチキンミールは、安全!
シュプレモの原材料に使用されているチキンミールは、鶏を原料とした乾燥粉(乾燥ミール)のこと。「副産物」の1つです。
通常、副産物は食用に利用できない家畜の端切れ肉や内臓、骨、血液、羽、ひづめなどを丸ごと加熱して製造されます。
また、その原料の多くが4Dミート(病気・死亡した家畜)のため、副産物は粗悪な材料として注意が必要。
ただ、チキンミールの原料が「高品質な鶏肉」の場合は、例外です。
鶏のレバーや血液、骨にも栄養が含まれているので、これらを原材料に使用することは何も悪くありません。
シュプレモに使用されている鶏肉は、農場で飼育された「高品質なチキン」なので、原材料に使用されているチキンミールも安全なものだと判断できます。
なお、原材料に使用されているラムミールとサーモンミールも同じく理由で、安全性に問題はありません。
シュプレモは「ミートファースト(第1原料が肉)」のドッグフード!
愛犬の筋肉や内臓のもととなるタンパク質が豊富に含まれています
対応年齢・酸化防止対策など
フードの対応年齢 | 成犬用 |
酸化防止剤 | ミックストコフェロール他 |
穀物 | 玄米・粗挽き米・オーツ麦 |
原産国 | アメリカ |
価格(1袋/1kg) | 1,784円(税込) |
内容量の種類 | 1kg・3kg・6kg |
購入方法 | 公式サイト |
※Amazon参考価格
シュプレモは「小型犬・成犬用」のほかにも、子犬用・エイジングケア用・体重管理用などの種類があります。
また超小型犬~小型犬用には、トウモロコシや小麦などの穀物を一切使用しない「グレインフリー・高タンパク」タイプのドッグフードもあるなど、種類が豊富です。
さらにドライフードだけでなく、ウェットタイプの総合栄養食(体に必要な栄養がすべて含まれているフード)もあるので、愛犬の体調や好みに合わせて選べます。
どれも厳選された食材で作られた「ミートファースト(第1原料が肉・魚)」のフードなので、愛犬の体に必要な栄養をしっかり補えます。
【実際に私が食べてみた感想】
●におい
お肉ベースの香りに、魚のにおいがふんわり香る
美味しそうないい匂いです
●味
においほど味は強くないですが、薄すぎず濃すぎないレベルです
苦味はほとんどなし
●質感・硬さ
サックリとした、程よい硬さ
危険な材料を赤色、良い材料を緑色でチェックしています。
チキン(肉)、チキンミール、玄米、粗挽き米、米糠、鶏脂、ラムミール、サーモンミール、タンパク加水分解物、エンドウタンパク、ひまわり油、亜麻仁、ビートパルプ、オーツ麦、ココナッツ、>チアシード、乾燥卵、トマト、ケール、パンプキン、ホウレン草、ブルーベリー、リンゴ、ニンジン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸)
「高タンパク・低脂肪」の鶏肉を中心に、脂肪燃焼を促すカルニチンを含むラムミールやDHA・EPAが豊富なサーモンミールなど、タンパク源が多く使用されています。
●良質なオイル(亜麻仁・チアシードなど)が豊富
シュプレモの特徴の1つは、良質なオイルが豊富に含まれていること。
亜麻仁、チアシード、ひまわり油、サーモンミール、鶏脂、ココナッツの6種類の食材から、体に必要な良質なオイルをたっぷり摂取できます。
とくに毛や皮膚に欠かせないオメガ3が豊富に含まれているので、肌荒れや毛並み・毛艶の改善が期待できます。
それぞれの油の効果は、つぎのとおりです。
●抗酸化成分のポリフェノールがたっぷり!
シュプレモは野菜や果物も多く使用されているので、食材に含まれる抗酸化成分のポリフェノールがフードにも含まれています。
じつは、病気や老化の原因は「体内のサビ」。細胞が酸化することで内臓の働きも低下し、病気や老化が引き起こされるのです。
シュプレモはポリフェノールが豊富な野菜や果物がたくさん使用されているので、体の酸化を防止する効果が期待できます。
ポリフェノールが含まれる野菜・果物
リンゴ、ブルーベリー、トマト、ニンジン、ホウレン草、ケール、パンプキン、チアシード、亜麻仁
つづいて、栄養バランスについて見ていきましょう。
シュプレモ(小型犬・成犬用)のパッケージには、下記の成分表が表示されています。
タンパク質:26.0%以上
脂質:15.0%以上
粗繊維:4.0%以下
灰分:10.5%以下
水分:10.0%以下
カルシウム:1.0%以上
リン:0.9%以上
亜鉛:250mg/kg以上
ビタミンE:80IU/kg以上
オメガ3:0.5%以上
オメガ6:3.5%以上
代謝エネルギー:360kcal/100g
犬のごはん塾では上記の成分表は使わず、フードに含まれる水分を差し引いた乾燥重量で栄養バランスをチェックします。
なぜならフードに含まれる水分量は製品ごとにちがうため、水分を抜いた乾燥重量で栄養バランスを確認するほうが他のフードとのちがいが分かりやすくなるからです。
ちなみに乾燥重量はパッケージに記載されている成分表をもとに、下記の計算式で割り出します。
乾燥重量=栄養素の値÷(100-フードの水分量)×100
シュプレモ(小型犬・成犬用)の乾燥重量の値を見てみましょう。
シュプレモドッグフードの乾燥重量の成分値
上記の値を「犬のごはん塾が示す栄養バランスの基準」にそって評価すると、下記のような評価結果となります。
シュプレモドッグフードの栄養バランスの評価結果
※ベストな数値は健康な成犬の目安です
栄養素 | レベル |
---|---|
カロリー | 標準 |
タンパク質 | やや高い |
脂 質 | やや高い |
粗繊維 | 標準 |
ミネラル 他 | 標準 |
『栄養バランスの基準』はこちら
カロリー(100gあたり)
タンパク質
脂質
カルシウム
リン
カルシウム:リン比
粗繊維
ナトリウム
マグネシウム
栄養面のポイントを詳しく見ていきましょう。
市販のドッグフードに含まれるタンパク質の平均値は24~27%ですが、シュプレモのタンパク質の量は28.9%。(どちらも乾燥重量:水分を引いた値)
タンパク質は犬の筋肉や毛、皮膚、内臓など全身の細胞のもととなる成分なので、シュプレモは体に欠かせないタンパク質をたっぷり摂取できます。
また、シュプレモの主なタンパク源は鶏肉、ラム、サーモン、エンドウ豆の4種類。
タンパク源が4種類あるので、アレルギーの予防効果も期待できます。
●同じ食品ばかり食べると、アレルギーになる!?
アレルギーのリスクを高める原因の1つに、「特定のタンパク質」に偏ることが影響すると考えられています。
同じ食品ばかり食べ続けていると、特定のタンパク質に対する体内の許容量が上限を超えてしまう結果・・。
免疫機能が特定のタンパク質を異物だと勘違いして、アレルギー反応が引き起こされるのです。
そのため同じ食品だけを長期間食べ続けるのは、アレルギーのリスクを高める危険性があります。
その点、シュプレモはタンパク源が4種類(鶏肉、ラム、サーモン、エンドウ豆)もあるので、特定のタンパク質に偏る心配がありません。
シュプレモは亜麻仁やひまわり油などの良質なオイルが豊富に含まれているので、毛並みや毛艶を良くするオメガ3とオメガ6もしっかり摂取できます。
ただし摂り過ぎると、体内に炎症物質を発生させて皮膚炎を引き起こす危険性があるため、過剰摂取には注意が必要です。
▼主な食材
ひまわり油、鶏脂
●オメガ3(α-リノレン酸・EPA・DHA)
体内の炎症を抑える「抗炎症作用」があり、肌荒れや毛のパサつきを予防・改善します。
また関節の痛みをやわらげる働きもあります。
▼主な食材
亜麻仁、サーモンミール、チアシード
どちらも毛や皮膚の健康に欠かせない油ですが、ひまわり油や鶏脂に含まれるオメガ6は過剰摂取すると、肌荒れや毛艶を悪化させる危険性があります。
ちなみに、シュプレモのオメガ6とオメガ3の配合率は、つぎのとおりです。
オメガ6はオメガ3より多くの量が必要なので、この位の差は問題ありません。
ただ、シュプレモ以外にもオメガ6が豊富に含まれる鶏の皮(鶏の脂)などを与えている場合は、オメガ6過剰による皮膚炎が起こる危険性があるので注意しましょう。
シュプレモ(小型犬・成犬用)ドッグフードは、厳選された鶏肉や玄米、野菜、果物をもとに作られた安全で栄養満点のドッグフードです。
ただ・・
「ヒューマングレード」という明確な表示がない
関節成分のグルコサミン・コンドロイチンの配合なし
など、気になる点も多少あります。
愛犬の好みや体との相性が良ければ利用してOKですが、もっと良いフードは他にもあります。
おすすめドッグフード目的別ランキング