原材料の7割がオーガニック食材なだけあって、原材料の品質は問題なし!
着色料や保存料などの危険な添加物も使用されていません
ソルビダは原材料の70%にオーガニック食材が使用された、自然素材重視のドッグフードです。
オーガニックと聞くだけで安全なイメージがしますが、実際のところはどうなのでしょうか?
さっそく、「ソルビダ(室内飼育成犬用)ドッグフード」の安全性と栄養面をチェックしましょう。
【 総合評価 】
4 点
目 次
【安全性の評価結果】では、愛犬が毎日安心して食べられるかをチェックし、【栄養バランスの評価結果】では、愛犬に必要な栄養がバランス良く含まれているか分析しています。
それでは、ソルビダ(室内飼育成犬用)ドッグフードの「安全性」と「栄養バランス」をチェックしましょう。
ソルビダドッグフードの安全性
チェック項目 | 評価 |
---|---|
人工添加物 | ◎不使用 |
原料の品質 | ◎ |
4Dミート | ◎不使用 |
副産物 | ◎不使用 |
主原料 | ◎オーガニックチキン生肉 |
ソルビダドッグフードの栄養バランスの評価結果
※ベストな数値は健康な成犬の目安です
栄養素 | レベル |
---|---|
カロリー | やや低い |
タンパク質 | 標準 |
脂 質 | 標準 |
粗繊維 | 高い |
ミネラル 他 | 標準 |
原材料の7割がオーガニック食材なだけあって、原材料の品質は問題なし!
着色料や保存料などの危険な添加物も使用されていません
さらに詳しい内容について、ドッグフードの安全性から見ていきましょう。
ソルビダドッグフードの安全性
チェック項目 | 評価 |
---|---|
人工添加物 | ◎不使用 |
原料の品質 | ◎ |
4Dミート | ◎不使用 |
副産物 | ◎不使用 |
主原料 | ◎オーガニックチキン生肉 |
『安全性の基準』はこちら
添加物
無添加、自然由来の酸化防止剤のみ | |
添加物を使用(要注意の添加物以外) | |
要注意の添加物を使用 |
原料の品質
ヒューマングレード(人が食べられる品質)の表示あり | |
ヒューマングレードの表示なし(副産物不使用) | |
ヒューマングレードの表示なし(副産物使用) |
4Dミート(病気や死んだ家畜の肉)
不使用の表示あり(ヒューマングレード) | |
不使用の表示なし(副産物不使用) | |
不使用の表示なし(副産物使用) |
副産物(○○エキス・○○ミール)
不使用(ヒューマングレードの表示あり) | |
使用(使用した家畜の種類や部位が確認できる) | |
使用(使用した家畜の種類や部位が不明) |
主原料
肉か魚が50%以上、又は第1と第2原料が肉か魚 | |
第1原料が肉か魚で、第2原料は穀物 | |
第1原料が穀物(トウモロコシ、小麦、米) |
ソルビダは、安全性を判断する5つのポイント(添加物・品質・4Dミート・副産物・主原料)のすべてが最高評価の◎です。
各ポイントを詳しく見ていきましょう。
●添加物
ソルビダの原材料には、合成調味料や着色料や防カビ剤などの人工添加物は一切使用されていません。
添加物の中には、大量に摂取するとアレルギーやがんに悪影響を与える危険なものがあります。
また犬の悩みに多い涙やけは、体内に蓄積した添加物が涙管(涙の通る道)に詰まったり、添加物を体の外へ追い出そうと涙の量が増えることが要因の1つと考えられています。
その点、ソルビダはフードの酸化を抑える酸化防止剤も天然成分のミックストコフェロール(ビタミンE)が使用されているので、体への影響は心配ありません。
ソルビダは人工添加物不使用!
涙やけやアレルギー、がんなどのリスクを高める危険な添加物は使用されていないので安心です
●原材料の品質(4Dミート・副産物)
ソルビダは原材料の70%以上が、農薬や化学肥料を使用しないオーガニック食材!
私たちが食べる食材でもオーガニック認定のものは少ないですが、ソルビダは安全性を重視したオーガニック食材を原材料にたっぷり使用している点は素晴らしいですね。
ちなみに、オーガニックはつぎのような基準があります。
●オーガニック基準(USDA:アメリカ農務省)※一部紹介
■家畜の場合
・家畜のエサは100%オーガニックであること
・成長ホルモン剤・抗生物質の使用禁止
・家畜に余計なストレスを与えない
・常に狭いところに閉じ込めたまま飼育しない
■農作物の場合
・栽培する畑は化学肥料・農薬が不使用(過去3年間)
・遺伝子組み換え技術の使用禁止
ソルビダはこれらの厳しい基準をクリアした食材が原材料の7割を占めています。
またオーガニック認定を受けていない食材も安心素材にこだわったものが使用されているので問題ありません。
もちろん、安価なドッグフードに多い4Dミート(病気・死にかけ・死亡・障害の家畜)や副産物(家畜の内臓や羽、ひづめなど)も不使用です。
ソルビダは原材料の7割がオーガニック食材!
厳しい基準をクリアした安全性の高い食材が使用されています
●添加物
ソルビダの主原料はオーガニックチキンの生肉。成長ホルモンなどの薬剤投与は一切なく、オーガニック飼料でのびのび育てられた良質な鶏の肉です。
また鶏肉には、全身の細胞に必要な「必須アミノ酸」が10種類すべて含まれています。必須アミノ酸が不足すると、貧血や筋肉量の低下など健康に悪影響をおよぼす危険性があります。
そのため「必須アミノ酸」が豊富な動物性タンパク質を補うことは、元気な体を保つ大切なポイントです。
さらに鶏肉は消化吸収が良く全身にアミノ酸が届けられやすいので、疲労回復効果も期待できます。
主原料はオーガニックのチキン生肉!
鶏肉には犬の健康維持に欠かせない「必須アミノ酸」が10種類すべて含まれています
対応年齢・酸化防止対策など
フードの対応年齢 | 成犬用 |
酸化防止剤 | ミックストコフェロール |
穀物 | オーツ・大麦・玄米 |
原産国 | アメリカ |
価格(1袋/900g) | 2,160円(税込) |
内容量の種類 | 900g・1.8kg・3.6kg・5.8kg |
購入方法 | 公式サイト |
ソルビダは運動量が不足しがちな室内飼育のワンちゃん専用のドッグフードです。
今回チェックしている「室内飼育成犬用(インドアアダルト)」を含めて、年齢や犬種別に5種類のドッグフードがあります。
●ソルビダドッグフードの種類
なお、「運動量が少ない=消費カロリーが少ない」ことから、栄養バランスは全体的に「低カロリーです。運動量の少ない室内犬や代謝の落ちた高齢犬にとくにおすすめです。
また、ソルビダの公式サイトでは無料サンプルの申し込みができます。
「ソルビダが気になるけど、愛犬がちゃんと食べてくれるか心配・・」
そんな飼い主さんは、愛犬の食いつき具合を無料サンプルでチェックしましょう。
参考サイト:ソルビダドッグフード無料サンプル
危険な材料を赤色、良い材料を緑色でチェックしています。
オーガニックチキン生肉、乾燥チキン、オーガニック挽き割りオーツ、オーガニック挽き割り大麦、オーガニック乾燥豆類、天然フレーバー、オーガニック挽き割り玄米、鶏脂肪、乾燥トマト繊維、オーガニックひまわり油、オーガニック挽き割りフラックスシード、乾燥ビール酵母、サーモンオイル、チキン軟骨(グルコサミン、コンドロイチン源)、乾燥ブルーベリー、オーガニック乾燥アルファルファ、オーガニック乾燥ひまわりの種、オーガニック乾燥かぼちゃの種、オーガニック乾燥にんじん、乾燥ブロッコリー、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、レシチン、乾燥チコリ根(イヌリン、フラクトオリゴ糖源)、乳酸、乾燥セージ、ユッカフォーム抽出物、ガーリックパウダー、ミネラル類(炭酸カルシウム、塩化カリウム、食塩、亜鉛、鉄、セレニウム酵母、銅、コバルト、マンガン、ヨウ素酸カルシウム)、ビタミン類(塩化コリン、ビタミンE補助食品、ナイアシン補助食品、ビタミンB1硝酸塩、d-パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、リボフラビン補助食品、ビタミンA補助食品、ビタミンD3補助食品、ビオチン、ビタミンB12補助食品、葉酸、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸塩(ビタミンC源))、プロバイオティクス微生物(イースト菌、乳酸菌、麹菌、糸状菌、枯草菌)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
主原料のチキン生肉を含む、原材料の70%以上がオーガニック認定の食材です。
遺伝子組換えが多い穀物はすべてオーガニック認定のもの。ただ使用量が少し多い点が気になります。
また公式サイトでは原材料の説明がされていますが、「オーガニック乾燥豆類」についての情報がありません。
そのため使用されている豆の種類がわからないので、大豆アレルギーの愛犬には注意が必要です。
参考サイト:ソルビダ原材料の説明
その他にも、気になる原材料をチェックしましょう。
●フラックスシード・サーモンオイルで毛並みを改善!
サーモンオイルとフラックスシード(亜麻仁)には、毛や皮膚の健康維持に欠かせないオメガ3が豊富に含まれています。
ちなみに、サーモンオイルは動物性由来のオメガ3(EPA・DHA)で、フラックスシードは植物性由来のオメガ3(α-リノレン酸)です。
●オメガ3の種類
■動物性由来のオメガ3(EPA・DHA)・・サーモンオイル
■植物性由来のオメガ3(α-リノレン酸)・・フラックスシード(亜麻仁)
この中の1種類だけでも皮膚や毛の健康を守る働きがありますが、ソルビダは3種類すべて含まれているので、肌荒れや毛並みの改善がより期待できます。
●天然フレーバーは必要?
ソルビダの原材料には、原料が不明の「天然フレーバー」が使用されています。
危険な材料とまでは言いませんが、オーガニック食材がたっぷり使用されているのであれば、風味をわざわざ加える必要があるのか・・疑問です。
つづいて、栄養バランスについて見ていきましょう。
ソルビダ(室内飼育成犬用)のパッケージには、下記の成分表が表示されています。
タンパク質:22%以上
脂質:12%以上
粗繊維:5.5%以下
灰分:7.5%以下
水分:10%以下
オメガ6:1.7%以上
オメガ3:0.3%以上
ビタミンA:18KIU/kg以上
ビタミンE:165IU/kg以上
セレニウム酵母:0.1mg/kg以上
アスコルビン酸(ビタミンC):100mg/kg以上
代謝エネルギー:340kcal/100g
犬のごはん塾では上記の成分表は使わず、ドッグフードに含まれる水分を差し引いた乾燥重量で栄養バランスをチェックします。
なぜなら、ドッグフードに含まれる水分量は製品ごとにちがうから。
そのため水分を抜いた乾燥重量で栄養バランスを確認するほうが、他のドッグフードとのちがいが分かりやすくなります。
ちなみに乾燥重量はパッケージに記載されている成分表をもとに、下記の計算式で割り出します。
乾燥重量=栄養素の値÷(100-フードの水分量)×100
ソルビダ(室内飼育成犬用)の乾燥重量の値を見てみましょう。
ソルビダ(室内飼育成犬用)ドッグフードの乾燥重量の成分値
上記の値を「犬のごはん塾が示す栄養バランスの基準」にそって評価すると、下記のような評価結果となります。
ソルビダ(室内飼育成犬用)ドッグフードの栄養バランスの評価結果
※ベストな数値は健康な成犬の目安です
栄養素 | レベル |
---|---|
カロリー | やや低い |
タンパク質 | 標準 |
脂 質 | 標準 |
粗繊維 | 高い |
ミネラル 他 | 標準 |
『栄養バランスの基準』はこちら
カロリー(100gあたり)
タンパク質
脂質
カルシウム
リン
カルシウム:リン比
粗繊維
ナトリウム
マグネシウム
栄養面のポイントを詳しく見ていきましょう。
ソルビダは運動量の少ない室内飼育犬専用のドッグフードです。体を動かさない分1日の消費カロリーも少なくなるので、低カロリーになっています。
ちなみに、今回チェックしている「室内飼育成犬用(インドアアダルト)」は100gあたり340kcal。
一般的なドッグフードの平均カロリーは360~380kcal(100gあたり)なので、平均よりもカロリーは控えめです。
1日の多くの時間を室内で過ごすワンちゃんにはピッタリですが、室内飼育でも散歩やドッグランなどで体を動かすことの多いワンちゃんには、カロリーが少なすぎる場合があります。
運動量の多い愛犬には、ソルビダよりカロリーやタンパク質、脂質量の多いドッグフードのほうがエネルギー補給や筋肉の維持に最適です。
ソルビダは食物繊維が豊富な穀物や豆類、野菜が多く配合されているので、繊維の量が多いです。
その量は乾燥重量(フードに含まれる水分を引いた値)で6.1%。市販のドッグフードの平均が3~4.5%なので、約2倍も多く含まれています。
そのため今与えているドッグフードの繊維量が3%以下だと、ソルビダに急に切り替えると繊維の量が多すぎて便秘や下痢を起こす場合があります。
ソルビダの繊維の多さに体を慣れさせるため、ドッグフードの切り替えは10日間ほど時間をかけておこないましょう。
ソルビダに配合されているミネラルは、ミネラルをタンパク化合化した「プロネイテッドミネラル」。
ミネラルは体内に吸収されにくい欠点がありますが、プロネイテッドミネラルは吸収率の高い「キレート(アミノ酸ではさむ)」タイプのさらに上をいく、吸収率の良さが特徴です。
そのため鉄や亜鉛などの微量ミネラルも体内にしっかり吸収されます。
ソルビダはオーガニック食材をたっぷり使用した安全性の高いドッグフードです。
安全なドッグフードの条件である「ヒューマングレード」「人工添加物不使用」「4Dミート・副産物不使用」もすべてクリアしています。
そのため運動量の少ない室内犬や高齢犬にはおすすめです。
ただ運動量の多い愛犬にはカロリーが低すぎるので、ソルビダより高タンパク高カロリーのドッグフードを選んであげましょう。
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